芹香ストレスケア医療 本文へジャンプ
気分障害(うつ病、躁うつ病など)の標準的な治療

薬物治療 (毎日くすりを飲み続けることが大切です)
 抗うつ薬 (①三環系抗うつ薬、②四環系抗うつ薬、③選択的セロトニン再取り込み阻害薬:SSRI、
④セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬:SNRIなど)
 気分安定薬 (①炭酸リチウム、②バルプロ酸、③カルバマゼピン)
 抗不安薬・睡眠薬 (補助的に用います)
 その他 (非定型抗精神病薬、甲状腺ホルモンなど)

非薬物治療 (重症例や身体合併を有する症例に限定されます)
 修正型通電療法 (mECT)

環境調整 (休みをとる、無理をしない、ゆっくりと復帰することが大切です)
休職や入院による休息的環境調整と社会復帰支援)

疾患教育 (病気とのつきあいかたを知ることは重要です)

支持的精神療法 (病気による一次的、二次的な苦しみを受容する、必ず良くなることを理解する)

認知行動療法的精神療法 (病気について正しい知識を獲得し、考え方や、生活の仕方を変えていくことで、うつ病の症状が軽くなったり、再発しにくくなる)


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